シュリ・チンモイの芸術
別世界から湧き出たようなシュリ・チンモイの芸術の生き生きとした新鮮さ、眩しいエネルギーに世界中の芸術愛好者や批評家達は喜び非常に驚きました。
その作品が北米、南米、欧州、アフリカ、アジア、オーストラリア、ニュージーランドで展示されました。彼の抽象的な油絵、アクリル画とペン・インクの線画は間違いなく史上で最も大規模な個人による芸術的創作になります。
シュリ・チンモイが芸術界の旅に出発したのは1974年に一輪の薔薇を描いたことによってでした。そのときから今日まで微小なインクのスケッチから壁の大 きさほどの巨大なアクリル画まで23万の線画と絵画を完成しました。自分の作品をジャーナ・カラ(Jharna-Kala)と呼んでいます。それはベンガ ル語でファウンテン・アート、”泉の芸術”という意味で、作品を湧き出す創造の力の泉を呼び起こす名前です。
シュリ・チンモイの芸術の流れで特に魅力あるものは「魂の鳥」と呼ばれる1千5百万羽を超える小鳥の線画シリーズです。一羽だけの線画もあり、96000 羽が一枚のカンバスに群がったものもあります。魂の鳥の美しさ、繊細さと魅力は即座の喜びをもたらし、シュリ・チンモイの作品の中でもっとも近づきやす く、気に入っていただけると思います。
シュリ・チンモイの圧倒的な創造力の源は瞑想にあります。瞑想はマインドが静まり、ハートの奥深くに宿っている平和と静寂に到達できる状態です。シュリ・チンモイは行為者としてではなく、道具としてこの静寂な意識を芸術で現しています。 シュリ・チンモイは描くとき「マインド・形式の無さ」を主張し、それは「一定の方法などない」を主張し、心の感じるままに描いていた中国や日本の禅僧と似ています。
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